世の中の情報はもっぱらネットニュースが主体です。
今は、何が一番の話題なのでしょうか。
ワールドカップは日本代表が敗退した途端に取り上げられなくなっちゃいましたし、プロ野球は選手や監督が不祥事を起こしたときくらいしか報じられませんし、6月に接近した3つの台風で大きな混乱や被害はありませんでしたし、映画は「トイ・ストーリー5」が公開されて「ちいかわ」が公開されるのねくらいの認識ですし、まだ酷暑というには早いですし。
あ、最近だとフジテレビのドラマ撮影現場で起こったトラブルが放送終了直後に週刊誌からの告発記事で公になって「ハラスメントとは?」という騒動がトップなのでしょうか。
役者として演技の最中に相手の顔や肌に触れてしまうこと、そしてそれを事前に伝えていなかったことやそもそも夫婦という設定の役を受諾したことで、あらゆる方向へ飛び火している状況ですが、それがハラスメントにあたるのか、なぜそのような意思確認のすれ違いが起こったのか、という推測や考察はもちろんここではしません。それはYahoo!ニュースのコメント欄で摂取してください。
今回は、このドラマ撮影中に起きた騒動をプロレスを通して考えてみたらどうなるか、というお話です。

お触り御法度レスラーの誕生
この件の記事を見かけて、プロレス中毒的思考が作動し、幾つか思ったのです。
脳内でまず浮かんだのは「これ、プロレスだったらどうなるかな」「こんなプロレスラーがいたらどんな試合になるかな」でした。
相手選手が自分の肌に触れると過去のトラウマがよみがえってくるので、基本的に触れるのは禁止。もちろん所属や出場する団体は限られますが、そんなキャラクターのプロレスラーがいたら面白いかな、と。
出来れば女子選手がいいかな。男女で対戦するのが当たり前な団体であれば試合も組みやすいしインパクトは強烈だろうな。触れちゃいけないそのお触り禁止レスラー相手にどう仕掛けていくのかな。ハラスメントだコンプライアンスだが邪魔をして日本じゃ実現が難しいだろうな。とか。これだけで妄想が捗ります。

トラブルを最初にいじるのは
次に思ったのは「最初にどの団体がどんな風にいじってくるかな」でした。
どの団体というか、興行ペースやスタイルから見てほぼほぼ「あの団体?」一択なのですが、じゃあどの選手がどの会場でどの試合中にどんな角度からこの話題を盛り込んでくるだろうか…と考えただけで楽しめます。
そして早めに、熱が冷めないうちにいじらないと「何らかの圧力が…」と良からぬ妄想をしてしまいます。

これもストーリーのはじまり
もうひとつは「実は、既にドラマの続編が決定していて、このトラブルはそのための伏線や話題作り…だったらおそろしい」というものです。
これに関しては日本では難しいですが海外のあの世界最大団体ならやりかねないストーリーです。
もともと予定通りの策略かもしれませんし、もしかしたらトラブルは本当に起きたことで、それすらビジネスにしてやろう、次回作にこのトラブルを反映させてやろう、という目論みが生まれたのかもしれません。それこそ、選手、ドラマで言うところの俳優の意思は気にかけずに。
いやはや、あの団体は底抜けにおそろしいです。と妄想で怯えてしまいます。

プロ意識はどこまで重要?
また、プロレスだけの話ではないのですが、改めて「プロ」とは?を考えさせられました。
プロは結果を出さなきゃいけない。
プロは期待に応えなきゃいけない。
プロは仕事を最後までやり抜かなきゃいけない。
これら、プロの姿勢、プロの意識として重要な部分です。
ですが、それって「絶対に重要」なのかな。どんな状況でもそれは当てはまるのかな。と考えたとき、自分のことを大切にするのであれば、その「絶対に重要」は該当しないのでは。そういう時代なのかな。と。
今回のドラマの件だけで言えば、誰が加害者で誰が被害者か、経緯や対応に問題はなかったのか、というのはわかりません。
ですが、当事者と言われる主演の俳優さんに関しては、どんな状況でも最後まで仕事をやり抜いた「プロ」だ!と感心しきりでした。
もし放送中や撮影中にこの問題を先に表に出していたら自分が世間から叩かれる、という未来予測もできる「プロ」意識も含めて。

身内がジャンルを潰す
もうひとつ。この騒動の発端が地上波ドラマの現場というのも致命傷です。
ただでさえ製作費も段違いで評価も高い作品の多いネット配信ドラマへ傾倒していく中でこの騒動は地上波ドラマの質を下げてしまいかねない事案で、まさに「身内が自分たちのジャンルを潰す」典型的な例だと感じました。
プロレスにも当てはまりそうですね。

着地点がプロレス
などと考えたものの、プロレスってどんな対戦相手であろうとどんな不穏試合であろうと、そのあとに週刊誌に告発したりSNSで言及したり反論したりしないからやっぱりプロレスラーって人たちはプロ意識の塊だなあ、と結局、プロレスに着地するのでした。
今回のまとめ。
現役中に選手同士で結婚したプロレスラー
ほとんどが夫婦別姓

お触り禁止プロレスラー、海外のインディー団体にはもう存在していそう。
そういうスタイルの選手なので、名勝負も生まれないかと思いますが、キャラクター的には日本向けではないかな。
と、結局、最後までプロレスに着地です。
では、またここで。

