毎年そうなのですが、今年も「2.11」は注目の大会が目白押しでした。
しかも、開始時間が良い具合にばらけていて、ありがたいことに多くの大会で配信視聴できました。
11:30から21:30まで動画配信ですが各団体の大会をハシゴ観戦。休む時間もないけど、これぞ充実。
そんな10時間ぶっ通しプロレス観戦トライアスロンだったのですが、記事を更新する日が珍しい水曜日の祝日、そして興行ラッシュ日だったので、珍しく当日のプロレス漬けであふれ出てる感情を文字にしていきたいと思います。各試合の観戦記だとかなりの文量になってしまうので、注目の試合や気付いたものを。
たまにはそんなタイムリーで思うがままの観戦直後の感想のお話を、今回は。

ちなみに、見た大会は、ノア→新日本→GLEATという3大会。それらをどっぷり見終えて浮かんできた共通のキーワード、それは「感情」でした。
プロレスリング・ノア/後楽園ホール
ABEMA格闘チャンネルにて観戦。
ジュニアの兄弟仲違いタッグ対決は公式戦のひとつという舞台で実現。ベビーとヒールの枠を超える兄弟対決×2でもっと感情移入できそうなシチュエーションだったけど選手のポテンシャルが活かせたしあいだったのもあってそういう背景が見えなかったのは残念。でも、外国人勢含めたノアジュニアの層の厚さは実感できました。
そしてGHCタッグ選手権、というか、現在の内藤選手のコンディションがもう見て見ぬ振りができないレベルになっていて、入場時の大コールと試合後の反応の反比例差がこの団体の威厳を壊すのではないかと心配になるほどで。感情を出さない選手だけに現状のコンディションを受け入れてスタイル変更するのは難しいし、でもチャンピオンだから今後も参戦していくだろうし、どうしましょうかね。いわゆる「内藤貯金」が底をつく前になんとか支持を復権させる策を打ち出さないといけません。
メインのInamura選手はスタイルもキャラも完全に定着して安定感が増しているので、今日は杉浦選手に何か動きがあるかな?と思いきや、特段大きな展開はなく、現在の杉浦選手のままだったのが逆に意外。キャラに隠れて本気の感情が出しにくい中で、どこでどう熱量のある感情で「明るく楽しく豪快」以外のInamura選手が見えるのか、それを出させるのは誰なのか、それが今後の大きな展望でしょうか。
新日本プロレス/大阪府立体育会館
新日本プロレスワールドにて観戦。
結局、ネットで見る噂はまたもや真実だったようで、今年の2月大阪大会も「サヨナラ」がテーマになってしまいました。面白かった、が裏側で、寂しい、が表側に来てしまうプロレスの大会は見終えた後にドッと虚無感が押し寄せてくる。ヒロム選手もそれをわかっているだろうから派手な別れは望んでいなかったかもしれないけれど、このような機会は今日しかないのでメイン終了後のセレモニー的な壮行会はあって良かったな、と。選手にとってもファンにとってもその場所は必要だったし。何より、ヒロム選手がこういう形で円満に退団できたことが救いでした。
フィンレー選手とゲイブ選手は今月末のニュージャージー大会でそうなるんだろうか。
そして、セミのIWGPタッグ選手権の試合内容も、メイン後のセレモニーでの大号泣も、ナマの感情をさらけ出したYuto-Ice選手が実に素晴らしくて。本当にこの選手は現代の新日本の救世主になり得るカリスマ性があるな、とさらに強く感じて。
感情を出すことはプロレスラーである以上やるべきことだけど、それがそのままの色で見ている人たちにぶっ刺さるかどうかが難しく、まっすぐに伝えることでそれが完全にできているIce選手の人間味、これはまだまだ楽しみ。
ウルフ選手の秒殺初黒星やジェイク選手の存在感を消さない敗戦も次につながる光景で、サヨナラ続きでも「また見たい」と思わせる新日本のクオリティ、さすがです。
GLEAT/後楽園ホール
YouTube公式チャンネルにて観戦。
セミのUWF選手権はかなり注目されるべきカードだったのに、仕掛けが薄くどうしても単発色が強くなってしまったのがもったいない。
青木選手はDDTで見せていたこの選手にしか出せない「両肩をマットに付けた状態で3カウント取れば勝ち」という異質なスタイルが良かったので、せっかくの中島選手とのシングルはフォールのないUWFルールではなく通常のプロレスルールで見たかった。
というか、これは旗揚げ当初から一貫して思っているんだけど、どうしてひとつの興行に通常のプロレスルールとUWFルールを並べてしまうんだろう。大会ごとに完全に分けてほしいですよ、団体がこういう状況だからなおさら。
メインのG-REX選手権は大vs小というわかりやすい対比で、試合自体も良い攻防だったのだけど、観客へ熱が届いていなかった気がして。観客の感情を揺さぶるなら、戦っている選手が必要以上の感情を出さないといけない、という実例でした。
あと、観客数が少ないことを団体所属選手がことあるごとにマイクのネタにするの、正直好きじゃない。警笛鳴らすだけで行動ができてない証になるし、客入り良くなくても興行ができるというのはファンも選手も得になることがひとつもないので。せめて配信を見ている人が「GLEAT、いいじゃん」と思わせないといけないときに、自虐的なくすぐりをしてる場合じゃないですよ。期待してますよ。
感情の吐露のち疲労
以上です。
大会ラッシュ日と重なったこともあり、いつもの記事とはまったく違う徒然な感情を綴ってみました。
たまには私もナマの感情を吐き出してみました。不思議とすっきりしました。
でも、寂しさが多い大会が続いて、感情にダメージがあったのか、ちょっぴり疲れました。
またプロレスを見て疲れを癒します!

では、またここで。

