早いもので2025年も半分が終わり、太陽が照りつかない亜熱帯地域のような蒸し暑いだけの季節がやってきました。今年も夏。そう。「G1 CLIMAX」の季節!
ということで、今回は「G1 CLIMAX 35」の予想のお話です。
なお、あくまでこれは予想であって希望ではないということと、毎年のことながら難し過ぎて当たる気がしない!とだけは先にお伝えしておきます。

「G1 CLIMAX 35」の基礎知識と参加選手
世界一過酷なリーグ戦、新日本プロレス「G1 CLIMAX 35」が2025年7月19日北海道の北海きたえーる大会から開幕します!
今年は他団体やAEWからのエントリーがない、純粋で濃密でベストな所属レギュラー選手のみの20選手が参加。AとBブロックに分かれて総当たりの公式戦を行います。
ここでは、決勝トーナメント進出の各ブロックの1~3位と、8月17日有明アリーナでの優勝決定戦のカード、そして覇者を予想します。
真夏の最強戦士を決める熾烈なリーグ戦を制し、最後に優勝旗を掲げるのは、誰…?私の予想で。

Aブロック
1位 辻陽太
昨年準優勝の雪辱、そして現時点で最も求心力のある選手。GROBAL王座を失った今は絶好のチャンス。ジーンブラスターの安定した破壊力とパターンの多彩さは大きな武器。
2位 EVIL
悪に覆われてはいるが、ここ数年の強さと試合の安定感は群を抜いているので、そろそろ勲章を手にしたい。開幕前に優勝記念Tシャツが発売された逆張りジンクスが気懸かり。
3位 上村優也
負傷による欠場で公式戦を最後まで戦い抜けなかった昨年のG1と、シングル王座に手が届かない現状が活きるはず。今、一番期待感と眩しさを持つ新しい太陽であり新しい顔。
Aブロック注目の公式戦
●棚橋弘至 vs デビッド・フィンレー(7.25 大田区総合体育館)

Bブロック
1位 KONOSUKE TAKESHITA
直前にNEVER無差別級タイトルは落としたものの、これで新しいステップに踏み出せる環境となったベストタイミングと、その「当たり前」すら簡単にクリアできそうなポテンシャルの権化。
2位 ザック・セイバーJr.
昨年の優勝以降も2度のIWGP世界ヘビー戴冠やドーム大会2DAYSの両メイン勝利など、この1年間の実績は断トツ。今、最も負ける姿がイメージできない盤石な王者は連覇しか見ていない。
3位 海野翔太
この1年間の結果や支持の波の激しさは選手の経験値としてかなりの糧になっており、中心から離れたところにいる現在は上昇中の状態。本命視されていない今だからこそ結果を残しそう。
Bブロック注目の公式戦
●グレート-O-カーン vs 成田蓮(8.5 インテックス大阪5号館)

決勝トーナメント&優勝決定戦
決勝トーナメント進出決定戦(8.14 後楽園ホール)
予想対戦カード
●EVIL vs 海野翔太
●ザック・セイバーJr. vs 上村優也
トーナメント準決勝(8.16 有明アリーナ)
予想対戦カード
●辻陽太 vs 上村優也
●KONOSUKE TAKESHITA vs EVIL
優勝決定戦(8.17 有明アリーナ)
予想対戦カード
●上村優也 vs KONOSUKE TAKESHITA

今回のまとめ。
「G1 CLIMAX 35」優勝者は
KONOSUKE TAKESHITA選手
…と予想!
正直、シングルのリーグ戦で結果を残せる選手を思い浮かべたとき、現在はTAKESHITA選手が頭ひとつ抜き出ている、と多くの人が感じているはずです。終わってみれば「強かった!」という印象を強烈に残して、秋か年明けに最高峰王座へ挑戦する光景が想像できます。今年から所属になったことで新日本も背負う覚悟を見せつける格好の舞台にもなるかと。まさに、新日本とDDTとAEWを横一線に並ばせる、この選手の強さがそれらを繋げてくれるのでは。おめでとうございます!

総括できない総括
この選手は?あの試合は?この大会は?と考え、毎日のように公式戦を見ていたら、あっという間に秋が来る。と毎年のように感じますが、今年もたいへん充実すること間違いなしのG1です。
そして、毎年のように優勝予想は当たりませんが、出場選手が全力で1か月間、最高の戦いを繰り広げてくれそう!という予想は毎年当たります。必ず今年も当たります。ええ。
その前にまず、これも毎年のように願いますが、このシリーズに参加する全選手全スタッフが怪我なく病気なく最終戦まで完走してほしい。というのが一番の願望です。
この蒸し暑い日本を、「こりゃかないませんわ!」と諦めがつくくらい灼熱な夏にしてもらいましょう。
G1 CLIMAX 35、いよいよです!

では、またここで。