今回は会場へ行くまでと行ってからのお話です。
会場のこと
まず、大日本プロレス台湾大会で使用された「新荘国民運動中心(新荘国民スポーツセンター)」は新北市西部の新荘区にあるスポーツ複合施設です。新荘は“シンシャウ”と発音します。
広い敷地内に体育館や野球場などを備える、東京でいうところの神宮外苑、みたいなものでしょうか。そのメイン施設の2階にある体育館が会場として使用されました。
どうやら普段はバトミントンの会場兼練習場として利用されているようです。
アクセスのこと
早速、アクセス方法について。
会場がある新荘駅への行き方ですが、私の旅の拠点が台北駅だったので、それを基準に案内します。
まず、台北市内とその周辺地域の移動であれば、一番便利で気軽なのがMRT(地下鉄)です。都内ほどではないですが、路線がたくさんあって名前が覚えられない!としても、「〇色の地下鉄」とだけ認識し、案内図でそれを目指して歩いていけば問題なし。台湾初心者の私でも路頭に迷うことがなかったので、皆さんならもっと大丈夫です!
行き方は、
台北駅から赤色の路線(淡水信義線)で淡水駅行きに乗る
↓
3駅先の民權西路駅で降り、オレンジ色の路線(中和新蘆線)の三重駅(新庄駅)方面に乗り換える
※途中、行先が分かれる路線なので注意
↓
7駅で新荘駅に到着!
と、文字にすると簡単なんですよ。
では実際に現地で移動してみると…それも簡単なんですよ!
台湾の交通網、特にこの主要移動手段であるMRTは東京の迷路のような地下鉄よりもうんとわかりやすく、また、海外からの観光客でも間違えないよう行先案内板などが至る所にあるので安心。さっきの通り「△△駅に行くから〇色の電車に乗る!」だけを頭に入れておけば迷わず目的の駅まで行けます。
台北駅から淡水信義線だけでなく、紫色の桃園機場線で三重駅まで行き中和新蘆線に乗り換え、というルートもあるのですが、この桃園機場線というのが慣れるまで少しややこしいので(理由は今後のお話で)、上記の乗り換えがわかりやすいです。
MRTで知っておきたいこと
余談ですが、駅構内の行先案内板や地図でよく目にする「站」というのは駅という意味で、「月台」はプラットホームのこと。乗り換えのときはこのふたつを理解して行き先案内を見ればかなり助かります。
あと、MRTの車内は一切の飲食が禁止なので注意です(水も飴もガムもダメです!)。
車内は冷房がとーっても効いているので、上着1枚羽織っている人も多かったです。
乗車券のこと
そして、移動のための切符。
日本同様、自動改札で入場するのですが、その都度切符であるコイン(トークンと言います)を買うよりも、旅の最初にまず悠遊卡(ヨウヨウカー)というICカードを購入しておくと便利です。これ、空港などでも売っていますが、コンビニでも購入できます(カード代120元+チャージ金額)。
絵柄もたくさんで選ぶのに迷うほど!私はなぜかドラえもんです。
悠遊卡はSuicaやPASMOと同じ用途、と考えてもらって良いでしょう。これがあれば電車の乗り降りもスムーズですし、コンビニや対応飲食店(露店はほぼNG)での支払いもこのカードで全部できます。
チャージも駅の券売機やコンビニで簡単にできます。券売機は日本語対応していますし、有人レジのコンビニでも「ヨウヨウカー、チャージ、ツーハンドレッド」のカタコトで通じましたよ。台湾はじめて!中国語どころか英語もままならない!な私でも2日目には緊張せずに利用できるくらい優しいです。
さあ、新荘駅に到着。台北駅からここまでの所要時間は30分ほど。
駅から会場までのこと
会場まで新荘駅からは徒歩で約10分。ルートの説明をするよりも、スマホの地図アプリとGPSを頼りに歩けば迷うことなく到着できるようなわかりやすい道順です。実際、私も旅中はGoogle Mapにたっくさん助けて教えて導いてもらいました。ありがとう、Google Mapを発明した人と、GPSを組み立てた人。
道中は飲食店が幾つかありますが、台北近辺の繁華街と比べると屋台も含めてかなり少ないです。会場へ行ったのが日曜日の昼だったので曜日や時間によって変わるかもしれませんが。
コンビニはあります。もしこの会場で観戦する機会があった際は、コンビニで簡単なものを買って公園で食べて、観戦終了後にMRTで繁華街まで出て食事を楽しむのが良いかと思います。
私は途中にあった屋台の「大判焼きっぽい今川焼っぽい何か焼き(餡とクリーム)」を食べました。普通においしかった!
最後に
台湾で開催されるビッグマッチで使われる会場はここ!というのがまだなく、この新荘国民運動中心も次回どの団体が使用するのか予定はないようです。が、大日本プロレスがまた台湾大会してくれるなら、ぜひこの会場をまた利用してもらいたいです!どことなく昭和的な雰囲気も似合っていたので。
以上です。次回は、PUZZLEの定期興行が行われるPUZZLE道場と、4月に新日本プロレスが試合をしたZepp New Taipeiも見てきたので、そのふたつの会場アクセスと周辺の様子などお話しします。
では、またここで!